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ギターをチューニングしている

あなたは知ってますか?ギターのチューニング方法をお教えします!

ギターを趣味として始めている人が増えています。

若い頃から楽器に興味がありつつも、忙しさなどもあり、なかなか手が出せなかったのではありませんか?

30代や40代になってからアコースティックギターやエレキギターを始める人も少なくありません。

 

「ギター一式を揃えて趣味として始めたものの、なんだか音がおかしい」

 

実はギターは弦を張ってアンプを繋げてピックを使って弾けば良いわけではありません。

楽譜通りに弾いてみたものの、思ったような音にならなかった経験はありませんか?

 

ギターは「生き物」といっても良いかも知れません。

電子ピアノであれば、鍵盤を押せばいつでも同じような音が出ます。

しかしギターは同じように弾いてもいつでも同じ音が出るわけではありません。

そこで必要になってくるのが「チューニング」なのです。

 

チューニング自体は、それほど難しいものではないので安心してくださいね。

自分の耳を使ってチューニングする方法とチューナーを使ってチューニングする方法があります。

 

当記事ではギターのチューニング方法をお教えします。

そんなに難しい内容ではないので安心してください。

 

読めば、ギターの練習が今まで以上にはかどるはずです。

ぜひ最後までお付き合いください。

チューニングとは、またチューニングの方法を解説

ギターヘットとペグ

ギターには決められたチューニングがあります。

今回の記事ではノーマルチューニングの説明をします。

チューニングとは各弦を何も押さえずに弾いた音(開放音)を所定の音程に合わせる作業のことを言います。

ノーマルチューニングの場合、各弦は次の音程に合わせます。

音程(英表記) 音程(ドレミ表記)
6弦(低音弦側)
5弦
4弦
3弦
2弦
1弦(高音弦側) E(オクターブ上) ミ(オクターブ上)

 

各開放弦の音を確認して調整していきますが、チューニングするのには音叉やチューナー、

最近はスマホアプリでもチューニングすることが可能です。

6弦から1弦に向かって弾いていき、徐々に音階が上がっていることを確かめます。

それぞれの音階が異なっていると感じたらペグを回して音程を調節してください。

 

ペグによる音程の調節方法

ペグはギターの先端についているツマミのことであり、締めたり緩めたりすることで音を高くしたり低くしたりします。

 

  • ペグを締める・・・音程が高くなる
  • ペグを緩める・・・音程が低くなる

 

つまり音程が高い場合は、ペグを緩めて音程を低くします。

音程が低い場合は、ペグを締めて音程を高めればよいのです。

 

ペグを締めたり緩めたりといったことですが、締めるということは弦を引っ張っているのです。

 

ペグの調節により音程を自由に変えれるので、チューニングを変えて演奏する人も少なくありません。

 

ペグの配置はギターによって異なる

ペグは全部で6つありますが、すべてのギターで配置が一緒ではありません。

 

ストラトタイプであれば、ペグは一直線に並んでいます。

レスポールタイプであれば、左右両方にペグが3つずつ配置されています。

 

ストラトタイプに関しては、反時計回りに巻くとペグを締めることになります。

 

レスポールタイプは4弦から6弦はストラトタイプと同様に反時計回りに巻くと締めることに。

しかし1弦から3弦についてはペグを締めるときは時計回りになります。

 

ストラトタイプは混乱することはないと思いますが、レスポールタイプはなれるまでに少し時間がかかるかも知れません。

 

初心者はチューナーを活用してチューニングしよう!

KORGのカード式チューナー

初心者はチューニング用の機械である「チューナー」を利用しましょう。

 

チューナーを利用するだけで素人であったとしても素早く簡単にさらに正確にチューニングできます。

 

ではチューナーを使ったチューニングとはどのように行われるのでしょうか?

チューナーの種類、およびチューナーの使い方を徹底解説します。

 

チューナーの種類とは?

大きく分類すると5種類に別れます。

 

  • カード型チューナー
  • ペダルチューナー
  • アナログチューナー
  • クリップチューナー
  • ラックマウントチューナー

 

それぞれについての特徴を解説しますね。

 

カード型チューナーの特徴とは?

様々な使い方ができるチューナーであり、少し前まではチューナーといえばカード型チューナーのことを指していました。

カード型チューナーの使い方は3つあります。

 

  • チューナー本体内臓のマイクを使う
  • シールドで接続する
  • チューナーマイクを使って音を拾う

 

エレキギターのようにシールドで接続できるものだけではなく、マイクでも音が拾えるのでウクレレなど様々なギターのチューニングに利用できるのです。

 

2,000円前後で買うことが出来るので初めてのチューナーにおすすめです。

ペダルチューナーの特徴とは?

ペダルチューナーは足元に置いて使用するものです。

 

使い方はかなり限定されるチューナーであり、基本的にはシールドで繋げる必要があります。

マイクの機能はついていないのでエレキギターやベース、さらにはエレアコなどの楽器に限定されているのです。

練習向きというより、スタジオやライブでの演奏時の使用に向いています。

ベダルチューナーの良いところは、視認性が良いという部分。

また、オンオフで音がミュート出来る点です。

LEDライトで視認性がよく、野外ステージでも音程を目で簡単に確認できるわけです。

 

ただお値段は少し高めなので、初心者には手が出しにくいかも知れませんね。

5,000円程度から販売されていることが多く、中には10,000円を超えるものあります。

 

アナログチューナーの特徴とは?

実際に針が使われており、その針を見て音程を合わせるタイプのチューナーです。

 

本体が少し大きめで値段も最近の汎用チューナーに比べると高い傾向にあります。

以前はアナログチューナーのハリが信用できるとのことで、選ばれることが多かったのも事実です。

 

しかしデジタル系の針の性能も格段に進歩しており、現在アナログチューナーを利用している人はそれほど多くありません。

 

クリップチューナーの特徴とは?

多くのギタリストから選ばれているのがクリップチューナーです。

クリップチューナーは使いやすさ満点であり、わざわざシールドでギターと繋げる必要はありません。

つまりセッティングすること無く利用できるのです。

 

クリップチューナーはギターのヘッドなどにクリップを挟むだけです。

ギターを弾きながらチューナーも確認しやすく、普段の練習やライブのステージ上でも簡単に使用できます。

 

お値段が安いのも人気の秘密の一つです。

2,000円台から3,000円台の高性能なクリップチューナーも数多く販売されています。

 

ラックマウントチューナーの特徴とは?

シールドでギターと繋げる必要があります。

エレキギターやベース、そしてエレアコ用のチューナーです。

 

ラックマウントチューナーは大型であり、確認しやすい、といった特徴があります。

ステージ上などでも発揮と確認できるため、多くのミュージシャンから支持されていました。

 

ただ少しずつ人気が下降しており、利用している人も少なくなってきました。

お値段が少し高いのも人気が下火になった理由の一つかもしれません。

 

チューナーをつかったチューニング方法とは?

チューナーをセッティングする

弦を鳴らす

チューナーを確認する

弦を調整する

 

簡単に説明すると以上のような流れになりますが、もう少し詳しく解説しますね。

 

チューナーのセッティングは機種によって異なっています。

シールドによる接続が必要な場合は、ギターとシールドで繋いだ上で弦を弾いてください。

 

マイクで音をひろうタイプのチューナーであれば、シールドで繋ぐ必要はありません。

 

次に弦を鳴らします。

まずは6弦からチューニングを実施し、次に5弦・4弦・3弦・・・としていきます。

 

チューニングするためには、チューナーの画面をチェックする必要があります。

中央に針がある状態であれば、音程があっています。

しかし針が左右に振れている場合には、音程があっていないので微調整する必要があります。

 

「#(シャープ)」と出ているでしょうか?
「♭(フラット)」と出ているでしょうか?

 

シャープに針が触れている場合には、音が高いのでペグを緩めて音程を下げてください。

フラットと出ている場合は、音が低いのでペグをしめて音程をあげます。

 

一発ではチューニングできないこともあるので、徐々に音程を合わせるような感覚でチューニングしていけば問題ありませんよ。

 

初心者におすすめなチューナー3選

コーヒーを飲みながらネット通販を楽しむ男性

ギター初心者であると、どんなチューナーが良いのかわかりませんよね。

何を基準に選んだら良いのかわからない、というケースもあるでしょう。

当記事では初心者におすすめのチューナーを3つ紹介します。

それぞれの特徴も記載するので参考にしてもらえたら幸いです。

 

YAMAHA TDM-700G チューナー メトロノーム Flanger FA-01 チューナー用コンタクトマイク付き 2点セット

チューナーの種類 カード型チューナー
価格 3,000円台から4,000円台程度

 

ヤマハのメトロノーム機能付きのチューナーにプラスして、チューニング用のコンタクトマイクがついているお得なセットです。

つまりシールド接続によるチューニングもできれば、マイクによるチューニングもできるのです。

メトロノーム機能もあるので、ギターのチューニングだけではなく吹奏楽のチューナーとしても愛用されています。

幅広い用途に対応しているわけです。

カード型であり小型なので持ち運びにも便利ですよ。

 

KORG ( コルグ ) / Pitchclip 2

チューナーの種類 クリップチューナー
価格 1,000円程度

 

圧倒的に安いクリップチューナーです。

安いからといって性能が悪いわけではありません。

ギターに取り付けるだけでチューニングできるすぐれものです。

シンプルなチューナーなので多機能ではありませんが、初心者であれば多数の機能があっても使いこなせませんよね。

つまりチューナーの入門として最適なアイテムなのです。

ちなみに重さはたったの17グラムしかありません。

持ち運びに最適なチューナーですよ。

 

YAMAHA クリップチューナーYTC5

チューナーの種類 クリップチューナー
価格 1,000円程度

 

ギター、ベース、ウクレレに加えクロマチックにも対応しているクリップチューナーです。

暗いステージ上でもはっきりと見える画面が特徴的(バックライト機能搭載)

アコギやGibsonなどの左右対称のヘッドについては、ペグとかぶって見えづらくなるとの指摘もあるので注意してくださいね。

気になる方は楽器店などで確かめた上で購入するか判断しましょう。

 

ギターのチューニングにはチューナーを活用しよう!

演奏を楽しむバンド

自分の耳だけでチューニングするのはかなり難しいです。

 

そこで確実にチューニングしたい時に役立ってくれるのがチューナー。

音を正確に判断してくれるので、チューニングがはかどります。

 

チューナーにはいくつもの種類があり、近年ではクリップチューナーが人気です。

初心者にも扱いやすく持ち運びやすい、といった特徴もあります。

1,000円程度などと安価に販売されているものもあり、初心者でも気軽に購入できるのも嬉しいところ。

 

正確なチューニング方法がわかったはずです。

早速、チューナーを購入しチューニングをしてみましょう。

ギターの練習が今まで以上に効果的に行えるはずです。

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