エレキギターが弾けたら格好良いですよね。
好きなアーティストの曲を自分で弾いてみたい、と思っている人も多いのではありませんか?
でも何から始めたら良いのかわかりませんよね。
エレキギターを始めるに当たり重要視して欲しいのが、ギターの種類を知ることです。
そもそもエレキギターと一言で言っても、様々な種類があるのでその中から選ばなければなりません。
エレキギターは、ギター1本だけで楽しめるわけではありません。
他にも揃えておきたいアイテムがいくつかあります。
当記事ではエレキギター初心者に向けて、ギターの種類および確保しておきたいアイテムをいくつか紹介します、
読めばスムーズにエレキギターが始められますよ。
ぜひじっくり読んでください。
エレキギターの種類とは?
- ストラトキャスタータイプ
- テレキャスタータイプ
- レスポールタイプ
- その他(SGタイプ等)
以上の4つのエレキギターの種類について簡単に説明しますね。
ストラトキャスタータイプ
エレキギターの王道と言っても過言ではありません。
比較的重量が軽いので、長時間の練習にも適しています。
音も魅力的で歯切れの良いはっきりとしたサウンドが出せます。
シングルピックアップを3つ搭載しており、うち一つがハムバッカータイプのものも多く流通しております。
ハムバッカータイプのピックアップが付いているタイプはパワーがある音が出せます。
オールジャンルの演奏に対応できるのも、ストラトキャスタータイプの魅力です。
テレキャスタータイプ
ストラトキャスタータイプが万能タイプならテレキャスタータイプは、万能じゃないけどこれじゃないと出ない音がある。といったモデルです。
シングルピックアアップが2機搭載されており、シャープな歯切れのよいサウンドが出せます。
見た目的にはレトロなルックスですが、「そこが良い」という人も多く、根強い人気を誇っています。
レスポールタイプ
ストラトキャスタータイプと双璧をなす存在、といっても良いかも知れません。
人気が高いエレキギターの種類であり、ボディトップは湾曲しています。
透き通る杢目が美しく、見た目的にも大きな魅力があります。
音は太く甘い印象であり、しっかりとギターのボディに響きます。
ハムバッキングピックアップを2機搭載しており、比較的ノイズが少ないのも特徴の一つ。
パンクやハードロックなどの曲調にマッチした音色を出せることでも知られています。
ただストラトに比べて重量があるので、女性や非力な方には扱いにくいタイプのギターです。
その他(SGタイプ等)
- ストラトキャスタータイプ
- テレキャスタータイプ
- レスポールタイプ
以上の3つに該当しないタイプのエレキギターもあります。
SGやエクスプローラー、フライングVなどが有名でしょう。
最初から人とは違った個性のあるギターを弾きたい、と考えている人におすすめです。
初心者が選ぶべきエレキギターの種類とは?
- ストラトキャスタータイプ
- レスポールタイプ
以上の2種類のうちいずれかを選ぶのが無難です。
男性は重量のあるレスポールタイプ、女性は比較的軽いストラトキャスタータイプ、といった選び方も可能です。
いずれもオーソドックスなタイプであり、操作性も問題ありません。
出せる音もオールジャンルに対応しており、初心者におすすめです。
ただ各メーカーがさまざまなギターを出しているので迷ってしまいますよね。
口コミや店員さんの意見などを聞いた上で決めるのもおすすめです。
エレキギターは高いものを選ぶべき?安いものでもOK?
最初は練習用と思って安いものを購入するのがおすすめです。
初心者なのでいきなり高級なものを選んでも仕方ありません。
もちろん、モチベーションを上げるために数十万円するような高いギターを購入するのもありです。
エレキギターの値段ですが、安いものであれば10,000円から20,000円前後で販売されているものもあります。
一方で、数百万円するような目玉が飛び出すほど高いエレキも存在するのです。
安いギターをおすすめしたのは、最初はとにかくたくさん練習しますよね。
当然練習すればギターも徐々に劣化していきます。
綺麗だったボディも傷がついてしまうんですね。
いきなり高級なギターを購入しても、傷がついてしまうとショックが大きくありませんか?
そこで推奨したいのが、目標とする曲を決める、というものです。
その目標曲が弾けるようになったら、自分に対するご褒美として高めのギターを購入しましょう。
いきなり高級なギターを購入すると目標もなくただ単に弾いている、といった状況にもなりかねないので、ちょっとしたストイックな気分を味わうのも大事なことです。
安いギターは粗悪品じゃないの?
安いギターであったとしても、高品質なものが多いので安心してください。
実は数年前までは安いギターはおすすめできませんでした。
数年前のギターは粗悪品と呼べるものが多く流通しており、正確な音が出しにくいものがたくさんあったのです。
弦高が高かったり、チューニングがすぐ狂ったりなど。
もちろん数万円のギターと数十万円するようなギターは違います。
高いギターのほうが良い音が出ることは間違いありません。
そもそも最初のギターは練習用になると思うので、安くて十分です。
ある程度名の通ったメーカーのギターであれば、安くてもしっかりとした作りをしているので安心して購入出来ますよ。
セット販売されているギターはどうなの?
セットで安価に販売されているエレキギターもおすすめです。
楽器店に行くとエレキギターと弦、アンプやエフェクターなどが一式セットになって20,000円から30,000円という安価で売られているものもあります。
一式セットになっているので、あれこれ自分でしらべて様々なアイテムを探す必要はありません。
すぐにギターの練習が始められる、といったスグレモノです。
セット商品ということもあり、品質が気になる人も多いとは思いますが問題はありません。
中にはかなり良質なギターがセットに含まれているものもありますよ。
セットで40,000円から50,000円程度で売られているものは、長く使える可能性が高いギターセットなのでぜひチェックしておきたいところです。
エレキギターを演奏するのに必要なアイテムとは?
「購入するエレキギターは決定したけど、他にどのようなアイテムを集めればよいのかわからない」
楽器店に行くと様々な機材が売られていて、どれから手を付けてよいのかわかりませんよね。
こちらではエレキギターの演奏に必要になってくるものをいくつか紹介しますね。
初心者向けの「エレキギターセット」を購入する人はセットに含まれているアイテムだけで十分ですが、ギターを単体で購入する予定の人は必見です。
ギター弦
ギターを購入するとすでに弦は張られているので、購入する必要はない、と思っていませんか?
ギターの弦は消耗品です!
特に初心者は力の入れ具合がわからずに弦を切ってしまうことも・・・。
ギター弦は定期的に交換するものなので、3セットや10セットなど購入しておくのもおすすめです。
ただ弦の種類も豊富なので、まずはどの弦が自分にマッチするのかを試すためにも数種類購入しておくのがオススメですよ。
ピック
ギターを弾くときに利用するアイテムであり、指で持って使います。
ピックにも多数の種類があります。
材質と形状に違いがあるので、自分にとって使いやすいものを見つけ出しましょう。
曲によって使い分けるのもおすすめ。
オーソドックスなピックの形状はおにぎり型とティアドロップ型です。
また厚さもあり、最初は中間の厚さであるミディアムが初心者にはオススメです。
ギター・アンプ
エレキギターはアコースティックギターのようにギター単体で弾いてもしっかりとした音は出ません。
シャンシャンという小さいとしか出ないので、音を増幅させるアイテムであるギター・アンプが必需品になるのです。
自宅用であれば10ワットから30ワット程度のもので問題ありません。
静かに練習するために、ヘッドフォンを利用したい人も多いでしょう。
ギター・アンプにヘッドフォン端子がついているかは確認してから購入しましょうね。
シールド
ギターとアンプなどをつなぐケーブルのことを指しています。
ギターを購入するとシールドが付属しているので新たに購入する必要はない、と考える人もいますが、長さや形状、そして音質等に違いがあります。
いくつかのシールドを試して自分にあっているものを見つけ出しましょう。
シールドですが安いものだと1,000円前後で売られていますが、高いものになると10,000円近くするものもあります。
チューナー
ギターの音が正しく出せているかを確かめるための道具です。
練習する上で必須のアイテム、と言っても過言ではありません。
ギターの演奏では正確な音程に合わせることが必要不可欠。
よってチューナーは必ず購入しましょう。シールドでつなぐタイプとヘッドに挟むタイプがあります。
安いものになると1,000円台から2,000円台で売られています。
ギター・スタンド
ギターを弾かないときにギターを立て掛けておくものです。
ギターを床に置いたり立て掛けたりなど不安定な状態で保管してしまうと、劣化や故障の原因にもなります。
ギター・スタンドはギターを長持ちさせるためにも役立ってくれるアイテムであり、ぜひ購入しておきたいところ。
エフェクター
エレキギターの音を変える機材です。
簡素な機能しかないものから、高性能な機能を持っているものなどピンキリです。
初心者については、高機能なものは必要ないでしょう。
上達してきたら、より上のランクのエフェクターを購入すれば良いのです。
エフェクターの価格ですが、安いものだと数千円です。
一方で高いものだと20万円や30万円程度するものもあり、ギター本体より高いことも!
ギターを使いこなせなければエフェクターも上手く活用できないものなので、初心者の人は高くても10,000円から20,000程度のもので十分です。
メーカーはBOSSが定番ですね。
ギター・ケース
ギターを持ち運ぶ時に使用するケースのことです。
家だけでギターを使用する場合には必要ないかも知れませんが、スタジオなどで練習したり外に持ち運ぶ際には必須です。
ギター・ケースを利用することで、ギターを傷から守ってくれます。
落としたとしてもある程度の衝撃であれば大丈夫。
値段は数千円のものから数万円程度となっています。
基本的には買った時に付属していますが、薄手のものが多いので持ち運びが多い人や
傷を付けたくない人はギグケースなど厚めのケースを買っておきましょう。
エレキの演奏に必要なものが揃ったら練習を始めよう!
エレキギターの種類と始める前に揃えておきたいアイテムを紹介しました。
エレキにはいくつかの種類があり、操作性の面から考えると「ストラトキャスタータイプ」か「レスポールタイプ」がおすすめです。
ギター本体の価格ですが、最初は安いものでも構いません。
10,000円から20,000円のものでも性能は十分ですよ。
エレキに必要なアイテムですが、弦とピック、他にはギター・アンプにチューナー、そしてギター・スタンドは用意しておきたいところ。
ギターを初心者向けセットで購入すると全てついてくるので、面倒な人はセットで購入しましょう。
エレキギターの種類と始める前に揃えておきたいアイテムがわかったはずです。
ギターと周辺機器を揃えられたら、いよいよエレキ生活の開始です。
好きな曲を練習して、楽しい日々を過ごしましょう!