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【初心者必見!】エレキギターのおすすめの弦の選び方3つ!

エレキギターを始めたものの、あまりにも弦の種類が多くどれが良いのかで悩んでいる人も多いのではありませんか?

実際に様々なメーカーから数え切れないほどの弦が販売されています。

当記事では、初心者に向けて失敗しないで済むおすすめの弦の選び方をお教えします。

  • 弦の太さ
  • 弦の材質
  • 弦の価格

などからエレキギターに最適な弦選びの方法を探りましょう。

読めばエレキギターの弦選びで迷うことがなくなり、上達も早くなるはずです。

ぜひじっくり読んでみてください。

1.初心者におすすめの弦の太さとは?

ギターの弦

弦には様々な太さがあります。

まずは弦の太さの種類を理解することから始めましょう。

その上で、弦の太さの違いによってどのように音が変化するのか、といったことを把握することでよりエレキギターの世界を深く楽しめるようになりますよ。

弦の太さの種類とは?

  • エクストラライトゲージ
  • スーパーライトゲージ
  • ライトゲージ
  • ライト・ヘビーゲージ
  • ミディアムゲージ
  • ヘビーゲージ

以上の6種類の太さが弦にはあります。

最も細いのがエクストラライトゲージであり、下に行くにつれて徐々に太くなります。

ヘビーケージが最も太い弦ということになります。

弦の太さによって何が変わるのか?

  • 弾きやすさ

以上の2つが弦の太さに大きな影響を受けます。

 

細い弦であると、音は細くなりがちです。

繊細な音、軽快な音を出したい時には細い弦が適しているわけです。

 

一方で太い弦であると、骨太なサウンドが楽しめます。

太い音、力強い音を出したい時には、なるべく太い弦を選びましょう。

 

押さえやすさについても確認してみましょう。

細い弦だと弦のテンションは弱いため、細い指や弱い力でも押さえやすくなります。

つまり全体的に弾きやすく感じます。

太い弦であると押さえるのに力がいるので、細い弦に比べ慣れが必要になってきます。

細い弦に比べると弾きにくく感じます。

まとめると以下のような違いがあるわけです。

 

【細い弦】
  • 繊細な音、軽快な音が出る
  • テンションが弱いので弾きやすい

 

【太い弦】
  • 太い音、力強いサウンドが出せる
  • テンションが強いので弾きにくい

 

初心者はどのくらいの太さの弦を選ぶべきか?

エクストラライトゲージからライトゲージがおすすめです。

初心者には細めの弦のほうがおすすめです。太くてもライトゲージあたりで慣れることをおすすめします。

太い弦は力強いサウンドが出せますが、押さえづらく弾きにくく感じる人も少なくありません。

 

まずはエレキギターに慣れることが必要なので、音の太さを重視する必要はありません。

新品のギターにはエクストラライトゲージまたはライトゲージが張ってあります。

そのまま使い続ければ問題ありません。

 

最初はエクストラライトゲージ~ライトゲージを使ってみて、慣れてきたら自分が出したいサウンドが出せる弦にチャレンジしてみましょう。

ちなみに弾きたい曲の分野によって使う弦の種類を変える、といった方法もあります。

  • ロック、ポップス、ブルース・・・EXライトゲージ、ライトゲージ、ライト・ヘビーゲージ
  • ジャズ、ソウル・・・ライトゲージ、ライト・ヘビーゲージ、ミディアムゲージ
  • ハードロック、メタル・・・ミディアムゲージ、ヘビーゲージ

紹介したのはあくまで考え方のひとつなので、自分で使いやすいものを利用すればOKです。

ハードロック、メタルを弾くときにスーパーライトゲージを使っても全く問題ありません。

ただし、ダウンチューニングをする際は弦のテンションが関係してくるので太めの弦を張りましょう。

2.初心者におすすめの弦の材質とは?

ライブ演奏するギタリスト

エレキギターの弦は太さだけではなく、材質にもいくつかの種類があります。

まずは材質の種類を把握し、それぞれの特徴を理解しましょう。

その上で初心者向けの材質についてお伝えします。

 

弦の材質とそれぞれの特徴を詳しく知りたい人は必見です。

弦の材質3種類

  • ニッケル
  • ステンレス
  • コーティング弦

 

エレキギターの弦の材質は3種類あります。

ニッケルはエレキギターの弦の中で最も定番であり、多くの方が愛用しています

バランスが取れたサウンドが特徴です。

柔らかくて扱いやすく価格的にも魅力的です。

比較的安価で販売されているので、「弦を安く購入したい」といった方にも適しています。

 

ステンレスは、サビに対して強くシャープなサウンドが出せます。

特にカッティングなどの演奏法を多用する人にとっては欠かせない弦の材質です。

高温に強みがあり、音のノビが良いので一人で弾く時にはぜひとも活用したい弦でしょう。

ただしニッケルと比べると少しお値段は高めの設定です。

 

最後にコーティング弦ですが、とにかく耐久性に優れており、長く利用したい、といった人におすすめです。

弦の周りをコーティングしているため、弦に直接手の汗や脂がつきにくいわけです。

通常の弦の4倍近く長持ちするとされており、大事に使う人の中には5ヶ月や6ヶ月使い続けられるケースも!

コーティング加工されている弦はフィンガリングノイズ。いわゆる弦をこする音が少ないので、フィンガリングノイズを嫌う人にも適しています。

ただコーティングしていない弦と音が変化するので、ステンレスやニッケルの弦で慣れてしまった人が使うと違和感が出るかも知れません。

以下に3つ材質の弦の特徴をまとめます。

 

【ニッケル弦の特徴】
  • バランスが取れたサウンド
  • 柔らかくて扱いやすい
  • コストパフォーマンスに優れている(安価である)

 

【ステンレス弦の特徴】
  • シャープなサウンドが出せる
  • 音のノビが良い
  • 錆びにくい
  • ニッケルに比べると種類が少ない

 

【コーティング弦の特徴】
  • 滑りやすくフィンガリングノイズが少ない
  • コーティングされていない弦と若干音の質が異なる
  • 非常に錆びにくい(耐久性に優れている)
  • 高価なものが多い

 

※ギターの弦の材質にはナイロンやブロンズもありますが、エレキギターでは使われていません。アコースティックギターやクラシックギターやフラメンコ・ギターなどで使われている弦の材質です。

初心者が選ぶべきエレキギターの弦の材質とは?

初心者はニッケルを選びましょう。

ニッケルは基本中の基本の材質であり、とにかくバランスに優れています。

重要なのが操作性の良さです。

柔らかいのが特徴的であり、演奏がしやすく初心者でも扱いやすいのが特徴です。

まずはニッケルの弦で練習をして、慣れてきたら出したい音などを考慮に入れた弦選びをしましょう。

 

最初はどうしても弦を切ってしまったりすることもあるので、ニッケル弦のコスパに優れているところも見逃せません。

3.初心者におすすめの弦の価格とは?

黒い計算機

無理をして高い弦を選ぶ必要はありません。

 

高い弦になると、1セットで1,000円を超えるものもあります。

一方で安いものになると3セット500円から600円程度で売られているものもあります。

確かに高い弦のほうが性能の良い可能性は高いですが、初心者の場合は弦の消費量が多いので

高級な弦ばかりを使っていると、結果的に大きな出費になってしまうことも・・・。

普段の練習には安い弦を利用し、ライブなど人に聴かせるような時のみお気に入りの弦を使うケースも珍しくありません

 

初心者のときは、弦の違いを理解していないことがほとんどです。

練習量も多く弦を消費しがちでもあるので、高い弦にこだわる必要は全くありません。

 

最初は弦の交換に慣れていませんよね。

弦を巻きすぎてしまって切った経験はありませんか?

張る弦を間違えて無駄にしたことはありませんか?

 

どうせ無駄にしてしまうなら安いほうが経済的にも助かるものです。

初心者におすすめの弦ランキング!ベスト3

屋外でギターをひく男性

こちらでは実際に販売されているエレキギターの弦の中から特におすすめのものをランキング形式で紹介します。

もしも気になる弦があったら、ぜひ利用してみましょう。

第1位|ダダリオ・EXLシリーズ

ダダリオ・EXLシリーズは世界的な弦のメーカーが製造しているド定番の弦です。

 

材質はニッケルであり、柔らかくて押さえやすいと評判です。

初心者~プロまで愛用している弦で、扱いやすくエレキギターらしい音色が出せる人気モデルです。

 

ダダリオ・EXLシリーズはAmazonでも販売されており、3セットパックや10セットパック25セットパックで購入すると1パックあたりの価格が下がります

初期の頃はどうしても弦を消費しがちなので、大容量で購入するのもおすすめですよ。

第2位|ELIXIR (エリクサー)・Nanoweb シリーズ

ELIXIR (エリクサー)・Nanoweb Super Light Anti-Rust #12002はコーティング弦で不動の地位を築いています。

 

ELIXIR (エリクサー)は弦メーカーとしては比較的新しいですが、世界的なギタリストも愛用しており話題になっています。

ELIXIR (エリクサー)・Nanoweb のシリーズはコーティング弦なので錆びつきにくい特徴があります。

初心者の場合は上手くなるために1日あたり数時間の練習をすることも珍しくありません。

弦が劣化しやすく、交換を高頻度でおこなうことも珍しくありません。

しかしコーティング弦であれば劣化が遅いので、交換頻度は低くなります。

つまりELIXIR (エリクサー)・Nanoweb シリーズは練習に集中しやすい弦なのです。

 

ただ弦の値段としては少し高額になるので注意しましょう。

1セットあたり1,200円から1,500円程度で販売されていることが多いです。

長持ちするのは確かですが、お財布と相談する必要はあると思います。

第3位|ERNIE BALL SLINKY シリーズ

ジミー・ペイジ、ジェフ・ベック、アンガス・ヤングなど多くのギタリストに愛用されている弦です。

 

癖がないバランスの取れたサウンドが特徴的であり、初心者から上級者まで多くの人におすすめです。

ニッケル製ですが耐久性も高く、長期間利用し続けている人も少なくありません。

通販サイトでの口コミ評価も高いです。

ハムバッカーのギターでレギュラースリンキーは個人的に音が太すぎたので試してみました。
全体的に鳴りが控えめになり、和音の分離が良くなった様に思います。
一月以上張ってて、楽器屋さんから弦がへたってると言われても、まだまだ切れる気配もありません。
08からのゲージも試してみようと思います。

出典:Amazonカスタマーレビュー

 

初心者にもオススメできる柔らかさ、そして太さ。
フェルナンデスのフロイドローズ搭載のギターに張ってますが、安定してます。ギター初めて最初に買った弦もこれでした。

出典:Amazonカスタマーレビュー

初心者に適したエレキギターの弦とは?

NO MUSIC NO LIFEと書かれているネオン

  • 弦の材質はエクストラライトゲージ~ライトゲージ
  • 材質はニッケル製
  • 価格は安いものでもOK

以上の3つが初心者向けエレキギターの弦の選び方です。

弾きやすさ重視にするため、弦の太さは細い方が良いです。

材質は柔らかくて操作性のよいニッケル製にしましょう。

 

高い弦のほうが良い音、好みの音が出る可能性は高くなりますが、初心者は練習が基本なので激安販売されているものでも問題はありません。

うまくなってから高い弦を利用すればよいのです。

 

初心者に適したエレキギターの弦の選び方がわかったと思います。

早速、弦を購入する時に参考にしてもらえたら幸いです。

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